寒い季節になると無性に食べたくなるのが、味がじゅわっと染み込んだぶり大根ですよね。
でも、自分で作ると「味が薄い」「魚の臭みが気になる」なんて失敗をしてしまった経験はありませんか。
実は私もその一人でした。
そんな悩みを解決してくれるのが、無水調理も得意なストウブ鍋なんです。
ストウブで作るぶり大根は、素材の水分を活かして旨味を凝縮できるので、驚くほど美味しく仕上がるんですよ。
この記事では、ストウブのぶり大根に関する基本的な作り方から、美味しく仕上げるためのちょっとしたコツまで、私の実体験を交えてご紹介しますね。
- ストウブ鍋を使ったぶり大根の基本的な調理手順
- 魚の臭みを完全に消すための丁寧な下処理の方法
- 水を使わずに素材の水分だけで煮込む無水調理の魅力
- 翌日さらに美味しく食べるための保存と温め直しのコツ
ストウブで作るぶり大根の基本と魅力

まずは、ストウブ鍋を使って作るぶり大根がなぜ美味しいのか、その基本的な理由と魅力についてお話ししますね。
普通のお鍋で作るのとは一味違う、ストウブならではの仕上がりをイメージしてみてください。
ストウブでぶり大根の人気レシピとは
ストウブでぶり大根を作る際、ネットで検索すると本当にたくさんの人気レシピが出てきますよね。
私がこれまでに試して「これは間違いない!」と感じたのは、やはりストウブの気密性を活かした「蒸し煮」スタイルのレシピです。
一般的なお鍋だと、たっぷりの煮汁でコトコト煮込むイメージがあるかもしれませんが、ストウブの場合は少ない水分で調理するのが鉄則。
野菜から出る水分と少しの調味料だけで煮ることで、ぶりの旨味と大根の甘みが逃げずに、ぎゅっと凝縮されるんです。
ポイント:最初は少し水分が少ないかな?と思うくらいが、ストウブでは丁度いいんです。
特に、蓋をして弱火でじっくり加熱することで、圧力鍋ほどではないものの、短時間で大根の中まで味が染み渡りますよ。
これがストウブで作る醍醐味ですね。
ぶり大根の切り身とアラの使い分け

ぶり大根を作るとき、スーパーで「切り身」を買うか「アラ」を買うか迷うことってありませんか?
私は正直、その日の気分とお財布事情で決めています。
切り身を使うメリットは、何と言っても食べやすさ。骨が少なくて身がふっくらしているので、お子さんがいるご家庭や、上品に仕上げたい時には切り身がおすすめです。
一方でアラは、骨や皮から良い出汁が出るので、こってりとした濃厚な味を楽しみたい時にぴったりなんです。
アラを使う場合は骨が多いので、食べる時に少し注意が必要ですが、旨味の深さは格別ですよ。
ストウブは熱伝導が良いので、アラのような骨付きの部位でもしっかり火が通ります。
どちらを選んでも美味しく作れますが、私がガッツリご飯のお供にしたい時は、迷わずアラを選んでいますね。
ストウブのぶり大根は水なしが可能か

「ストウブなら無水調理ができるから、ぶり大根も水なしで作れるの?」という疑問を持つ方も多いですよね。
結論から言うと、完全な水なし(無水)で作ることも可能ですが、少しコツが必要です。
大根は水分を多く含む野菜なので、じっくり加熱することでかなりの水分が出てきます。
ただ、調味料(醤油、酒、みりん)の水分だけだと、最初は焦げ付きが心配になることも。
私は、大根を一番下に敷き詰めて、その上にぶりを乗せるスタイルをおすすめしています。
注意:火加減は必ず「極弱火」で!強火だと水分が出る前に焦げてしまいます。
心配な場合は、50ml〜100ml程度のお水やお酒を足してあげると安心です。
完全に水なしで成功した時の、あの大根の甘みの濃さは感動ものですよ。
ぜひ一度チャレンジしてみてほしいです。
ぶり大根のこってり味に仕上げるコツ
ぶり大根といえば、ご飯が進む「こってり味」が最高ですよね。
ストウブで作ると、水分が蒸発しにくい分、味が薄まりにくいので、こってり派には嬉しい調理器具なんです。
こってり仕上げるための私なりのコツは、砂糖とみりんをしっかり使うこと。そして、仕上げに蓋を取って少し煮詰める工程を入れることです。
ストウブは蓋をしている間は水分を逃しませんが、最後に蓋を取って中火で水分を飛ばすことで、タレにとろみがついて食材によく絡むようになります。
| 調味料 | こってり味の比率(目安) |
|---|---|
| 醤油 | 大さじ3 |
| 酒 | 大さじ3 |
| みりん | 大さじ3 |
| 砂糖 | 大さじ2 |
この比率をベースに、お好みで生姜をたっぷり入れると、味が引き締まってさらに美味しくなりますよ。
照りが出ると見た目も食欲をそそりますね。
ストウブならぶり大根は時短できるか

「煮込み料理=時間がかかる」というイメージがありますが、ストウブを使うと意外と時短になるのをご存知でしたか?
ストウブの鋳物ホーロー鍋は蓄熱性が非常に高いので、一度沸騰してしまえば、あとは弱火でコトコト放っておくだけでOK。
さらに、「余熱調理」が使えるのが大きなメリットです。
火を止めてからも鍋の中は高温の状態が続くので、味がじっくり染み込んでいきます。
私はいつも、朝や昼の空いた時間に20分ほど煮込んでおき、あとは火を止めて夕方まで放置しています。
これならキッチンに立ち続ける必要がないので、実質的な作業時間はかなり短縮されますよ。
忙しい日こそ、ストウブにお任せするのが正解かもしれません。
ストウブでぶり大根を美味しく作るコツ

ここからは、さらにワンランク上の仕上がりを目指すために、私が実践している具体的なテクニックやアレンジ方法をご紹介します。
ちょっとした手間で、劇的に美味しくなるんですよ。
ぶり大根の下ごしらえで臭みを消す方法
ぶり大根を作って「なんとなく生臭い…」となってしまうと、せっかくの料理が台無しですよね。
美味しいぶり大根を作るためには、調理前の下ごしらえが何よりも重要です。
私が必ずやっているのは、「霜降り」という工程です。
ぶりをザルに並べて、沸騰したお湯を回しかけます。
表面が白くなったらすぐに冷水にとり、残っている血合いや汚れ、ぬめりを指で優しく取り除きます。
ポイント:特に「血合い」の部分が臭みの原因になりやすいので、ここは丁寧に取り除きましょう。
この一手間をかけるだけで、仕上がりの香りが驚くほど上品になります。
また、調理前に塩を振って10分ほど置き、出てきた水分を拭き取るのも効果的です。
面倒に感じるかもしれませんが、ここだけは頑張りどころですよ。
ぶり大根にめんつゆを使うアレンジ

調味料をあれこれ計るのが面倒な時や、味がなかなか決まらない時は、「めんつゆ」に頼るのも一つの手です。
邪道かな?と思うかもしれませんが、意外と美味しく仕上がるんですよ。
めんつゆには出汁、醤油、甘みがバランスよく含まれているので、失敗するリスクがぐんと減ります。
私はめんつゆをベースに、少しだけ砂糖やお酒を足して好みの味に調整しています。
ストウブでめんつゆを使って煮込むと、出汁の香りが強調されて、どこか懐かしいほっこりした味になります。
忙しい平日の夜などは、この「めんつゆアレンジ」で手早くメインディッシュを作ってしまうことも多いですね。
ストウブのぶり大根で白だしを使う
いつもの醤油ベースの茶色い煮物に飽きてきたら、「白だし」を使った京風のぶり大根はいかがでしょうか。
これ、個人的にかなりおすすめのアレンジです。
白だしを使うと、大根の色が綺麗なまま仕上がるので、見た目がとても上品になります。
味も醤油の角がなく、出汁の旨味が前面に出るあっさりとした味わいに。ゆずの皮などを少し散らすと、まるで料亭のような一品になりますよ。
白だしは商品によって塩分濃度が違うので、味見をしながら少しずつ加えてくださいね。
ストウブの無水調理に近い方法で白だし煮を作ると、大根本来の甘みが際立って本当に美味しいんです。
おもてなし料理としても使えるレベルだと思います。
ぶり大根の翌日の美味しさについて

「煮物は冷める時に味が染みる」とよく言われますが、ぶり大根もまさにその通り。
いや、むしろ「翌日のぶり大根」こそが真骨頂かもしれません。
ストウブで作ったぶり大根を、一晩そのまま鍋の中で寝かせておくと、翌朝には大根の中まで真っ黒になるくらい味が染み込んでいます。
身も締まって、ご飯が止まらない美味しさになるんですよね。
温め直すときは、弱火でゆっくりと。
ストウブなら焦げ付きにくいので安心です。
私はわざと多めに作って、翌日のお弁当に入れたり、煮汁をご飯にかけて食べたりするのが楽しみの一つになっています。
ぜひ、翌日の分まで計算してたっぷり作ってみてください。
ストウブで作るぶり大根のまとめ
ここまで、ストウブを使ったぶり大根の作り方やコツについてお話ししてきました。
ストウブで作るぶり大根の魅力、伝わりましたでしょうか。
ストウブの気密性と蓄熱性を活かせば、少ない水分で素材の旨味を凝縮させることができ、難しい火加減の調整もそれほど必要ありません。
大切なのは、最初の丁寧な下処理と、焦らずじっくり待つ「放置時間」を楽しむことかもしれませんね。
いつものぶり大根が、ストウブを使うだけでワンランク上のご馳走に変わります。
「今日の晩御飯、何にしよう?」と迷ったら、ぜひスーパーでぶりと大根を手に取ってみてください。
きっと、家族みんなが喜ぶ美味しい一品ができるはずですよ。
※調理器具の特性や食材の状態により仕上がりは異なります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。

