わが家で毎日のように活躍しているせいろ。ふかふかの温野菜やお肉を蒸すだけで食卓がごちそうになるので、手放せない道具の一つになっています。
けれど、最初にぶつかりがちなのが「下に敷く敷き紙をどうするか」という問題ではないでしょうか。
ロール状のクッキングシートを切ってそのまま敷いたら、底に水気がたまってベチャベチャになったり、食材がうまく蒸し上がらなかったりした経験を持つ方も多いはずです。
せいろは蒸気の通り道をふさがない工夫さえ知っていれば、お手入れの手間をグッと減らしながら、素材本来のおいしさを最大限に引き出すことができます。
元栄養士としての視点や、日々の台所仕事で実際にいろいろ試してきた実体験をもとに、失敗しない穴のあけ方や代用アイデアを徹底的にまとめました。
- せいろに敷くシートの適切な穴あけと切り方
- 蒸気がしっかり通る敷き紙の選び方と扱い方
- 身近な食材やキッチン用品を使った代用方法
- 料理ごとの仕上がりと後片付けを両立するコツ
せいろに敷くクッキングシートの基本
せいろを使うとき、底に何も敷かずに調理すると、お肉の脂やお魚のにおいが木肌に染み込んでしまいます。
大切な道具を長く清潔に保つためにも、敷き紙の役割を正しく知っておくことが大切です。
敷き紙が必要になる理由とお手入れ
せいろの底に敷き紙を敷く最大の目的は、せいろ本体の汚れ防止と食材のこびりつきを防ぐことです。天然の竹や杉、ヒノキで作られているせいろは、洗剤をつけてゴシゴシ洗うことが基本的にできません。
タワシとお湯でさっと洗って風通しの良い日陰で乾かすのがお手入れの鉄則ですから、油分やアクが直接木に染み込むのを防ぐ必要があるわけですね。
とくに豚肉の蒸ししゃぶや手作りシュウマイを蒸すときは、脂やすり身がすのこの隙間に入り込みやすく、後から落とすのが本当に大変です。
敷き紙を一枚挟むだけで、食後の片付けが数分で終わるようになりますよ。
せいろは洗剤洗いが苦手な調理器具です。油分やタンパク質のこびりつきを防ぐ敷き紙は、せいろの寿命を延ばすための必須アイテムと言えます。
クッキングシートを敷くメリット
クッキングシートを使う大きな利点は、表面のシリコン加工によって食材がツルンときれいに剥がれる点にあります。
ギョーザやシュウマイの皮がすのこにくっついて破れてしまい、中から旨味たっぷりの肉汁が逃げてしまったら悲しいですよね。
耐熱温度も一般的に250度前後まで耐えられるため、100度の蒸気で行う蒸し料理には十分すぎるほどの耐久性を持っています。
水に濡れても破れにくく、調理後に食材ごとお皿へ移しやすいのも嬉しいところです。
穴なしのまま敷く失敗と蒸気の問題
手元にある普通のロール状クッキングシートを使うとき、一番やってしまいがちなのが「穴をあけずに丸く切って敷いてしまう」ことです。
クッキングシートは水も空気も通さない性質を持っているため、すのこ全面を塞いでしまうと、下から上がってくる蒸気がせいろの中に届かなくなってしまいます。
その結果、食材に熱が通るまで余計な時間がかかってしまったり、逃げ場を失った蒸気がシートのくぼみに水滴としてたまり、食材の下側がビショビショにふやけてしまったりするのです。
蒸し料理の醍醐味である「余分な水分が抜けてふっくら仕上がる」という良さが失われてしまうので、蒸気の通り道を作ることが欠かせません。
穴をあけずに敷くと、せいろの底が蒸気のフタになってしまいます。食材が水っぽくなるだけでなく、加熱ムラの原因にもなるので気をつけましょう。
クッキングシートの切り方と穴あけ方
特別な道具をわざわざ買い揃えなくても、家にある普通のクッキングシートをハサミで少し加工するだけで、蒸気の通る快適な敷き紙があっという間に完成します。
せいろの形に合わせた綺麗な切り方
せいろの丸い底に合わせてシートを丸く切り抜くには、折り紙のように折ってから切る方法が一番手軽で綺麗に仕上がります。
まず、せいろの直径より少し大きめにクッキングシートを四角く引き出します。次に、そのシートを三角形になるように半分に折り、さらに半分、もう一度半分と細長い三角形になるまで折り進めてください。
最後に、せいろの中心からフチまでの半径の長さに合わせて外側の端を丸く切り落とすと、広げたときにきれいな正円になります。
このとき、せいろの内径よりもひと回り小さめ(外周から1センチほど内側)になるようにサイズを合わせるのが最大のコツです。
すのこの端に少し隙間があるだけで、横からの蒸気の立ち上がりが格段に良くなります。
ハサミで簡単に行う穴あけの手順
丸く切るために細長く折った三角形のシートは、広げる前にそのままハサミで切り込みを入れましょう。
三角形の左右の辺に対して、ハサミで小さな三角や半円の切り込みを等間隔にチョキチョキと入れていきます。
広げると、全体にバランスよく穴があいたクッキングシートが一瞬で出来上がります。中心部分の先端もほんの少しだけ切り落としておくと、真ん中にも蒸気の抜け道ができて全体が均一に蒸し上がりますよ。
細長く折った状態で端を小さくカットするだけで、広げたときに放射状の均一な蒸気穴が完成します。定規で測る必要もなく、1分もかかりません。
文房具のパンチを使った穴あけのコツ
もっと手軽に、綺麗な丸い穴をたくさんあけたい場合は、事務用の1穴パンチを使うのも便利です。
三角形に折ったクッキングシートのフチにパンチをパチンと挟んで穴をあけていくだけで、売り物のような見た目に仕上がります。
ただし、紙を何重にも厚く折りすぎるとパンチの刃が噛み込んでしまったり、シリコンの滑りで刃が引っかかったりすることがあります。
折りたたむ回数は2〜3回程度にとどめ、少しずつ位置をずらしながら穴をあけていくのがスムーズに進めるコツです。
穴の数と大きさの適切なバランス
「穴はどれくらいあければいいの?」と迷うかもしれませんが、目安としてはシート全体の表面積に対して、1〜2割程度の抜け道があれば十分です。
直径5ミリから8ミリ程度の穴が、21センチのせいろなら15〜20個ほどあれば理想的ですね。
穴が小さすぎたり数が少なすぎたりすると蒸気が通りにくく、逆に穴が大きすぎると、食材から出た脂やすり身が下のすのこへ直接垂れてしまい、敷き紙を敷いた意味が薄れてしまいます。
食材が下に落ちない程度の大きさを意識してみてください。
専用シートと手作りの使い分け
ロール紙を切るのが面倒なときは、市販されている専用の敷き紙を活用するのも賢い選択です。それぞれの特徴を比べて、生活スタイルに合った方を選んでみましょう。
| 種類 | メリット | デメリット | 向いているシーン |
|---|---|---|---|
| 市販の穴あきペーパー | 取り出してすぐ使える、穴の配置が完璧 | ロール紙よりコストがやや高め | 毎日の時短、シュウマイや小籠包 |
| ロール紙の手作り | 低コスト、サイズを自由に調整できる | 切ったり穴をあけたりする手間がある | たまに使うとき、変形サイズの器 |
| シリコンメッシュシート | 洗って何度も使えて経済的、蒸気抜け抜群 | 使用後に洗って乾かす手間がある | 日常的にせいろをヘビーユースする家庭 |
市販の穴あきペーパーを活用する便利さ
最近は、最初からせいろの規格サイズに合わせて丸くカットされ、均一に蒸気穴があけられたせいろ用穴あきクッキングシートがネット通販などでたくさん販売されています。
15センチ、18センチ、21センチ、24センチなど、自宅のせいろの直径に合わせて選べるのが魅力です。
忙しい夕飯の支度時に、ハサミを出してシートを切る工程が省けるだけでも、せいろを使うハードルが驚くほど下がります。
点心をたくさん並べるときも、蒸気抜けが計算されているため皮が底に張り付かず、きれいな状態で蒸し上がりますよ。
何度も洗って使えるシリコンシートの特徴
使い捨ての紙ゴミを増やしたくないという方には、洗って繰り返し使える耐熱シリコン製のメッシュシートも人気を集めています。
網目状になっているため蒸気の通りが非常によく、敷き紙としては最もムラなく加熱できるアイテムです。
柔らかい素材なのでせいろの底にもぴったりフィットし、食材が全くくっつきません。
ただし、網目の細かい部分に肉の脂やタネが入り込むことがあるため、使用後はぬるま湯と柔らかいスポンジで丁寧に洗う必要があります。
手作りと市販シートの使い分けの基準
基本的には、平日の忙しい夜や一度に何段も蒸すときは市販の穴あきペーパーを使い、週末にゆっくり料理するときやストックが切れたときは手作りする、という使い分けが無理なく続けられておすすめです。
また、蒸しパンやケーキのように生地を直接流し込みたい料理の場合は、穴あきシートではなく、穴のないロール紙をせいろの側面まで立ち上がるように敷き込む必要があります。
作りたい料理の形状に合わせて選ぶのが一番ですね。
クッキングシート以外の便利な代用品
「せいろを使いたいのにクッキングシートを切らしていた!」というときでも、台所にある身近な食材や日用品で十分においしく代用できます。
むしろ食材によっては、クッキングシートを使うよりも風味が増して美味しく仕上がることも多いのです。
キャベツや白菜など葉物野菜を使う方法
代用品として最もおすすめしたいのが、キャベツや白菜、レタスなどの葉物野菜をすのこ一面に敷き詰める方法です。
野菜がせいろの底を汚れから守ってくれるうえ、蒸し上がったら敷き紙ごとそのまま美味しく食べられます。
葉っぱ同士が重なりすぎると蒸気の通りが悪くなるので、適度に手でちぎって並べたり、芯の固い部分は薄く削ぎ落としたりして敷くのが上手に火を通すポイントです。
お肉の旨味や肉汁を葉物がたっぷり吸い込んでくれるため、栄養も逃さず一石二鳥ですよ。
キャベツや白菜を敷けば、洗い物もゴミも出ず、肉汁を吸った絶品の温野菜が一品同時に出来上がります。栄養面でも理にかなった素晴らしい知恵です。
伝統的な蒸し布や綿さらしの使い心地
昔ながらの知恵である綿の蒸し布や和晒は、布全体が細かな網目になっているため、蒸気の通りやすさとお米や生地の蒸れにくさにおいて圧倒的な実力を発揮します。
赤飯やおこわ、蒸しパンなどをふっくら仕上げたいときは、紙よりも蒸し布のほうが余分な水分を吸ってくれて美味しく仕上がります。
布を使うときは、必ず水でしっかりと濡らして固く絞ってからせいろに敷くのが決まりです。
乾いたまま敷いてしまうと、お米のデンプンや生地が繊維に入り込んでカピカピにくっついてしまうので注意してくださいね。
アルミホイルを使う際の注意点と穴あけ
クッキングシートの代わりにアルミホイルを使うことも可能です。ただし、アルミホイルは水滴を全く吸わず、食材も張り付きやすいという特徴を持っています。
ホイルを使う場合もクッキングシートと同様に、竹串やフォークでブスブスとたくさんの穴をあけてから敷く必要があります。
さらに、表面に薄くごま油やサラダ油を塗っておかないと、シュウマイの皮などが強力にくっついて破れてしまうので注意してください。
なお、酸や塩分が強い料理を長時間置くとアルミが変質することがあるため、短時間の蒸し調理に向いています。
キッチンペーパーを使う危険性と使い分け
一番手軽そうに見えて、実は取り扱いに注意が必要なのが不織布や紙のキッチンペーパーです。耐熱温度や水への強さが商品によって大きく異なるためです。
薄手のパルプ製キッチンペーパーは、たっぷりの蒸気を吸うとふやけて破れ、食材の底に繊維がびっしり張り付いて取れなくなってしまうトラブルが頻発します。
また、エンボス加工された厚手のフェルトタイプ(リードなど)であれば破れにくいものの、蒸気の抜けが悪く食材が湿気っぽくなりやすいのが難点です。
どうしても使う場合は、破れにくい厚手タイプを選び、必ずハサミで切れ込みを入れて使いましょう。
一般的な薄手キッチンペーパーは蒸気で破れやすく、食材に紙の繊維がくっつく原因になります。できるだけクッキングシートや葉物野菜を優先しましょう。
ペーパーなしで直乗せできる料理と注意点
せいろの魅力は、木の肌に直接触れさせて蒸気を全体に回すことでもあります。
料理によっては、あえて敷き紙を一切使わずに「ペーパーなし」で蒸した方が美味しくなるケースもたくさんあります。
根菜やトウモロコシなど野菜の直乗せ
サツマイモやジャガイモ、カボチャ、ニンジンなどの根菜類や、トウモロコシ、ブロッコリーを蒸すときは、敷き紙を敷かずにすのこの上へ直接ゴロゴロと並べるのがベストです。
野菜から出る水分は汚れになりにくく、せいろの隙間から余分な水気が自然に落ちていくため、ホクホクとした濃い甘みに仕上がります。
直接乗せることで、蒸気と一緒に立ち上る竹や杉の清々しい香りが野菜にふわりと移り、ただ茹でるのとは全く違う本格的な味わいを楽しめますよ。
油分の多いお肉やお魚を蒸すときのリスク
一方で、豚バラ肉や鶏もも肉、脂ののった鮭やタラなどをペーパーなしで直接乗せるのは絶対に避けてください。
溶け出した脂や魚の生臭いドリップがせいろの木肌に奥深くまで染み込んでしまうと、洗剤が使えないため完全に落とし切ることができません。
一度木に染み込んだ脂は、時間の経過とともに酸化して嫌なにおいの原因になったり、カビの温床になったりします。油やタンパク質が出る食材には、必ず敷き紙かお皿を敷くようにしてくださいね。
耐熱皿を活用した汁気のある料理の工夫
茶碗蒸しやアサリの酒蒸し、タレを絡めた肉団子など、蒸している間に旨味の詰まったスープが出る料理は、せいろの中にひと回り小さい耐熱皿を丸ごと入れて調理します。
これならせいろを一切汚さずに、おいしいスープも余すことなく味わえます。
お皿を入れるときは、せいろの内壁との間に指1本分ほどの隙間が空くサイズを選んでください。
お皿のフチがせいろにぴったり密着してしまうと、下からの蒸気が上蓋まで上がれず、火の通りが極端に悪くなってしまいます。
蒸し上がった直後は器が非常に熱くなっているので、トングや専用の皿つまみがあると安全に取り出せます。
お皿ごと蒸すテクニックは、後片付けを一番ラクにする裏技です。せいろの内径より2〜3センチ小さい平皿や深皿を使うと失敗しません。
料理に合わせた敷き紙の選び方
せいろ料理と一口に言っても、点心からパン、普段のおかずまでメニューは様々です。仕上がりをワンランクアップさせるための、料理別の最適な敷き紙選びをまとめました。
点心やシュウマイを美味しく仕上げる敷き方
シュウマイや小籠包、ギョーザなどの点心には、蒸気穴がしっかりあいたクッキングシートか、薄く切ったキャベツが最も適しています。
皮が破れるのを防ぎつつ、下からの強い蒸気を当てて皮をツヤツヤにもっちり蒸し上げる必要があるためです。
市販の穴あきシートを使う場合でも、タネを置く位置が穴を完全に塞いでしまわないよう、少し間隔をあけて並べるのがポイントです。
小籠包のようにスープを逃したくない場合は、大きめの穴あきシートの上にひとつずつ離して置くか、キャベツの葉を一口大に切って座布団のように敷くのもおすすめですよ。
蒸しパンやおこわの水分を調整する工夫
水分量のコントロールが仕上がりを大きく左右する蒸しパンやおこわ、中華まんには、余計な結露を適度に吸い取ってくれる綿の蒸し布が最適です。
クッキングシートを使うと底に水滴がたまり、底面がネチャッとした食感になってしまうことがあります。
蒸し布がない場合は、穴をあけたクッキングシートを敷いたうえで、せいろのフタの内側に手ぬぐいやすぐ乾く布巾を巻いておくと、上からの水滴落下を防げて驚くほどふっくら仕上がります。
せいろの焦げやカビを防ぐ使用後のお手入れ
どんなに上手に敷き紙を使って調理しても、使用後のお手入れをおろそかにするとせいろはすぐに傷んでしまいます。
調理が終わったら、粗熱が取れたタイミングですぐに敷き紙を取り除いてください。濡れた紙を長時間放置すると、湿気がこもってカビの発生原因になります。
洗う際はお湯を含ませたタワシで木目に沿って優しくこすり洗いし、水気を拭き取った後は、風通しの良い日陰で立てて完全に乾かしましょう。
直射日光に当てて急激に乾かすと、木が反ったり割れたりするので避けてくださいね。
せいろのクッキングシートに関するよくある質問(FAQ)
Q1. ロール状のクッキングシートを穴あけなしで敷くとどうなりますか?
A. クッキングシートは水も空気も通さないため、すのこ全面を塞ぐと下からの蒸気が遮られてしまいます。その結果、加熱時間が長くかかって火が通りにくくなったり、シートの上にたまった蒸気が水滴となって食材の底を濡らし、ベチャッとした仕上がりになってしまいます。必ずハサミやパンチで蒸気穴をあけてから敷くようにしてください。
Q2. クッキングシートの代わりに新聞紙やチラシを使ってもいいですか?
A. 新聞紙やチラシは食品用として作られておらず、印刷インクが蒸気によって溶け出して食材やせいろに付着する危険があるため絶対に使用しないでください。また、耐水性がないため水分でボロボロに破れてしまいます。敷き紙がないときは、キャベツや白菜などの野菜を使うのが最も安全でおすすめです。
Q3. 市販の穴あきペーパーはどこで購入できますか?
A. Amazonや楽天市場などのネット通販で「せいろ用 蒸し紙」「穴あき クッキングシート」と検索すると、サイズ展開豊富に大容量で購入できます。また、最近では100円ショップのキッチン用品コーナーや中華街の調理器具店、ホームセンターなどでも取り扱いが増えています。ご自宅のせいろの内径(cm)を事前に測ってから購入すると失敗がありません。
Q4. 敷き紙を敷いていてもせいろに汚れがついてしまったときはどう洗えばいいですか?
A. 基本的には洗剤を使わず、お湯と亀の子タワシを使って木目に沿って優しく擦り洗いをしてください。油汚れが気になる場合は、薄めた重曹水に浸した布で拭き取るか、熱湯を全体にさっと回しかけて油分を流します。洗った後は水気を清潔な布巾で拭き取り、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させることが何より大切です。
敷き方を工夫してせいろ料理を快適に
せいろの下に敷くクッキングシートは、ただ汚れを防ぐだけでなく、蒸気の通り道を作ってあげることで仕上がりを大きく左右する大切なポイントです。
ハサミで切り込みを入れて穴をあけるひと手間をかけるだけで、食材の下側が水っぽくなるのを防ぎ、ふっくらおいしい蒸し料理が楽しめます。
毎日の料理で手軽さを求めるなら市販の穴あきシートをストックしておき、お肉を蒸すならキャベツや白菜を敷いて野菜ごと味わうなど、柔軟に使い分けるのがせいろを長く楽しむ秘訣です。
台所にあるものを上手に生かしながら、せいろのある温かい食卓をぜひ楽しんでみてくださいね。
