包丁 関孫六は人気の包丁ですが、「種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」とお悩みではないでしょうか。
関孫六は、その歴史と品質で知られる一方、初心者向けからプロ仕様まで幅広いラインナップが特徴です。
この記事では、包丁 関孫六の選び方の基本から、用途別の包丁タイプの選び方、気になる切れ味、そして実際に使っている使用者の評判まで、詳しく紹介します。
さらに、価格帯別おすすめモデルはもちろん、人気の匠創シリーズの特徴とコスパ、べにふじシリーズのお得度、10000CLと15000STの性能比較、ダマスカスとプレミアムモデルの違い、そして関孫六の最高峰シリーズマスターラインに至るまで、あなたの疑問を解消します。
- 関孫六の包丁選びで失敗しないための基本ポイント
- 主要シリーズ(匠創、べにふじ、ダマスカス等)の具体的な違い
- 「三徳」「牛刀」など用途に合わせた最適な形状
- 価格と性能のバランスを見極めるコストパフォーマンス
包丁 関孫六の魅力と基本ガイド

- 包丁 関孫六の選び方
- 用途別の包丁タイプの選び方
- 包丁 関孫六の切れ味
- 使用者の評判
- 価格帯別おすすめ
包丁 関孫六の選び方
関孫六の包丁を選ぶ際、どれも同じに見えてしまうかもしれませんが、注目すべきは「刃の素材」と「柄(ハンドル)の素材」の2点です。
これらを押さえるだけで、あなたに最適な一本が見つかりやすくなります。
刃の素材で選ぶ
関孫六の包丁の刃には、大きく分けて「鋼(ハガネ)」と「ステンレス」が使われています。
それぞれの特徴を理解することが大切です。
ステンレスは、家庭用として最も一般的な素材です。
最大のメリットは錆びにくく、お手入れが非常に楽な点にあります。
関孫六のステンレス包丁は、高炭素ステンレス鋼や、モリブデンバナジウム鋼といった高品質な素材を使用しているモデルが多く、ステンレスでありながら鋭い切れ味を実現しています。
家庭で日常的に使うのであれば、まずはステンレス素材のモデルを選ぶと良いでしょう。
一方、鋼(ハガネ)は、プロの料理人にも愛用される素材で、ステンレスを上回る圧倒的な切れ味と、研ぎやすさ(切れ味の戻りやすさ)が魅力です。
ただし、水分に弱く非常に錆びやすいため、使用後はすぐに水分を拭き取るなど、こまめなメンテナンスが欠かせません。
切れ味を最優先したい本格派の方におすすめです。
選び方のポイント
- お手入れの手軽さ重視なら:ステンレス(錆びにくく、食洗機対応モデルも多い)
- 切れ味の鋭さ重視なら:鋼(錆びやすいが、抜群の切れ味)
柄(ハンドル)の素材で選ぶ
包丁の握りやすさや重さ、お手入れの方法は柄の素材によって大きく変わります。
木材(積層強化木など)は、手にしっくりと馴染む温かみのある握り心地が特徴です。
関孫六の上位モデルでは、天然木に樹脂を含ませて耐久性・耐水性を高めた「積層強化木」がよく使われており、高級感と実用性を両立しています。
ステンレスは、刃から柄まで一体成型になっているモデル(匠創シリーズなど)に採用されています。
継ぎ目がないため、汚れが溜まらず非常に衛生的です。
また、食洗機で丸洗いできる点も大きなメリットと言えます。
ただし、冬場は冷たく感じたり、濡れた手では滑りやすく感じたりする場合もあります。
プラスチック(樹脂)は、エントリーモデル(萌黄シリーズなど)に多く見られます。
非常に軽量で扱いやすく、価格も手頃です。
ステンレス同様、食洗機に対応しているモデルが多いのも嬉しいポイントです。
ご自身の「お手入れの頻度」や「握った時の好み」をイメージしながら、刃と柄の素材を組み合わせて考えてみてくださいね。
用途別の包丁タイプの選び方

関孫六は、様々な用途に合わせた包丁をラインナップしています。
ご家庭で主にどのような食材を切るのかによって、選ぶべき包丁の「種類(形状)」は異なります。
ここでは、家庭でよく使われる代表的な包丁の種類とその特徴をご紹介します。
| 包丁の種類 | 特徴と主な用途 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 三徳包丁 | 日本で最も一般的な万能包丁。「肉・魚・野菜」の三つの食材に対応できることから「三徳」と呼ばれます。刃渡りは165mm前後が主流です。 | 最初の一本として万能な包丁が欲しい方。 |
| 牛刀(ぎゅうとう) | 元々は肉を切るための西洋包丁ですが、現在では三徳包丁と同様に万能包丁として使われます。三徳よりも刃が長く(180mm以上が主流)、刃先が鋭いのが特徴。筋切りや大きな食材のカットに向いています。 | 料理好きで、大きな肉やキャベツなどを効率よく切りたい方。 |
| ペティナイフ | 刃渡りが120mm~150mmほどの小型のナイフ。果物の皮むきや野菜の飾り切り、薬味を刻むなど、小回りが利く作業に最適です。 | 三徳包丁とは別に、サブの包丁として細かい作業用が欲しい方。 |
| 出刃包丁 | 魚を捌くための和包丁。厚く重い刃で、魚の頭を落としたり、骨ごと断ち切ったりするのに使います。 | 釣りが趣味で、魚を一から捌きたい方。 |
| 菜切包丁 | 野菜を切ることに特化した和包丁。刃が平らで直線的なため、野菜の千切りやかつらむきに適しています。 | 野菜をメインに調理することが多い方。 |
迷ったら「三徳包丁」がおすすめ
もし「どの種類を選べばいいか分からない」と迷ったら、まずは「三徳包丁」を選んでおけば間違いありません。
日本の家庭料理で最も使いやすく設計されており、ほとんどの調理を一本でこなすことが可能です。
包丁 関孫六の切れ味
関孫六の包丁が多くの人に選ばれる最大の理由は、その「切れ味」にあります。
関孫六ブランドのルーツは、鎌倉時代にまで遡る美濃国の刀匠「孫六兼元(まごろくかねもと)」にあります。
刀鍛冶の信念である「折れず曲がらず、よく切れる」という品質は、現代の包丁作りにも脈々と受け継がれています。
例えば、人気の「べにふじシリーズ」では、食材への抵抗を減らすために刃を薄く仕上げる「スキ加工」や、切れ味を向上させる独自の研削加工が施されています。
これにより、ステンレス包丁でありながら、食材にスッと刃が入る鋭い切れ味を実現しています。
また、上位シリーズでは「ダマスカス」や「15000ST」のように、異なる鋼材を組み合わせることで、「鋭い切れ味」と「切れ味の持続性」という相反する要素を両立させています。
切れ味は永久ではない点に注意
どれだけ高品質な関孫六の包丁であっても、使い続ければ切れ味は必ず落ちてきます。
切れ味を維持するためには、定期的に砥石(といし)やシャープナーで研ぐことが不可欠です。
関孫六ブランドからも専用の砥石やシャープナーが販売されているため、包丁とセットでの購入をおすすめします。
使用者の評判
関孫六の包丁は、その品質とコストパフォーマンスの高さから、多くの使用者から高い評価を得ています。
良い評判・口コミ
SNSやレビューサイトで最も多く見られるのは、やはり「切れ味の良さ」を評価する声です。
「今まで使っていた包丁と全然違う。トマトが潰れずに薄く切れる」
「鶏肉の皮がストレスなく切れるようになって料理が楽しくなった」
といった声が多数見受けられます。
また、「匠創シリーズ」や「萌黄シリーズ」などの食洗機対応モデルに関しては、「お手入れが簡単で衛生的」という点も高く評価されています。
特にオールステンレスの匠創は、デザインの美しさと洗いやすさを両立している点で人気を集めています。
悪い評判・口コミ
一方で、少数ですがネガティブな意見も見られます。
データベースによると、関孫六に関する悪い口コミは特段見つからなかったとされていますが、一般的に包丁で指摘されがちな点としては以下のようなものがあります。
例えば、鋼(ハガネ)のモデルを購入した方からは「すぐに錆びさせてしまった」という声があります。
これは製品の不具合ではなく、鋼素材の特性を理解していなかったために起こるケースです。
前述の通り、鋼は切れ味が良い反面、非常に錆びやすいデメリットがあります。
また、オールステンレスのモデル(匠創など)では、「濡れた手で持つと滑りやすい」「冬場にハンドルが冷たい」といった木製ハンドルとの違いを指摘する声もあります。
評判を参考にする際は、その製品の「素材の特性」を理解した上で判断することが重要ですね。
価格帯別おすすめ
関孫六は、数千円のエントリーモデルから数万円のハイエンドモデルまで、非常に幅広い価格帯で展開されています。
ここでは、価格帯ごとの特徴とおすすめの選び方を紹介します。
5,000円以下(エントリーモデル)
「わかたけ」や「萌黄(もえぎ)」、「茜(あかね)」といったシリーズがこの価格帯にあたります。
特徴:
刃はステンレス製、柄は樹脂(プラスチック)製のものが多く、軽量で扱いやすいのが特徴です。
多くが食洗機に対応しており、家庭で日常使いする包丁として十分な切れ味を持っています。
「まずは関孫六を試してみたい」という初心者の方に最適です。
5,000円~10,000円(ミドルレンジモデル)
「べにふじ」や「匠創(しょうそう)」、「10000CL」などが人気です。
特徴:
この価格帯から、刃の素材や加工、柄の素材にこだわったモデルが増えてきます。
高炭素ステンレス鋼による鋭い切れ味(べにふじ)や、衛生的なオールステンレス(匠創)、高級感のある積層強化木ハンドル(10000CL)など、価格と品質のバランスが最も良いゾーンです。
10,000円以上(ハイエンドモデル)
「ダマスカス」や「15000ST」、「マスターライン」といった上位シリーズです。
特徴:
芯材にV金10号などの高級鋼材を使用したり、美しいダマスカス模様が施されたり、プロの要求にも応える切れ味と耐久性を誇ります。
デザイン性も非常に高く、まさに「所有する喜び」を感じられるモデルです。
料理を趣味として本格的に楽しみたい方や、特別な贈り物として選ばれています。
シリーズ別に見る包丁 関孫六

- べにふじシリーズのお得度
- 匠創シリーズの特徴とコスパ
- 10000CLと15000STの性能比較
- ダマスカスとプレミアムモデルの違い
- 関孫六の最高峰シリーズマスターライン
べにふじシリーズのお得度
関孫六のラインナップの中でも、「べにふじシリーズ」は特にコストパフォーマンスに優れたシリーズとして注目されています。
べにふじの最大の特徴は、ミドルレンジの価格帯でありながら、上位モデルに迫る切れ味を実現している点です。
刃の素材には、一般的なステンレスよりも硬く鋭い切れ味を持つ「高炭素ステンレス鋼」を採用しています。
さらに、関孫六独自の「スキ加工」や「研削加工」が施されています。
これにより、刃が食材に切り込む際の抵抗が最小限に抑えられ、スッと軽い力で切ることができます。
柄(ハンドル)には、耐久性と耐水性に優れた「積層強化木」を使用しており、握った際のフィット感も良好です。
5,000円前後で購入できるモデルも多く、「価格は抑えたい、でも切れ味には妥協したくない」という方に最適な、お得度の非常に高いシリーズと言えるでしょう。
匠創シリーズの特徴とコスパ
「匠創(しょうそう)シリーズ」は、関孫六の中でも特に「衛生面」と「お手入れの手軽さ」を追求したモデルです。
最大の特徴は、刃からハンドルまでが一体成型された「オールステンレス」構造であることです。
木や樹脂のハンドルのように刃との間に継ぎ目がないため、汚れや雑菌が溜まる心配がありません。
匠創シリーズの主なメリット
- 衛生的:継ぎ目がなく、洗い残しや雑菌の繁殖を防ぎます。
- 食洗機対応:熱湯消毒や食器洗浄機での丸洗いが可能で、お手入れが非常に簡単です。
- 耐久性:ハンドルが腐食したり、抜けたりする心配がなく、長く愛用できます。
一部のレビューでは、オールステンレス製包丁の切れ味や持続性を不安視する声もありますが、匠創はモリブデンバナジウムステンレス鋼の採用や独自の刃付け技術により、家庭用として申し分のない切れ味を実現しています。
「べにふじ」が切れ味のコスパを追求したモデルなら、「匠創」はお手入れの手軽さも含めたトータルのコストパフォーマンスに優れたシリーズです。
特に小さなお子様がいるご家庭や、衛生面を第一に考える方におすすめです。
10000CLと15000STの性能比較
「10000CL」と「15000ST」は、どちらも関孫六の上位シリーズに位置付けられますが、その設計思想と性能は異なります。
価格が上がる15000STが、具体的に何が優れているのかを比較してみましょう。
| 比較項目 | 10000CL シリーズ | 15000ST シリーズ |
|---|---|---|
| コンセプト | デザイン性とフィット感の追求 | ハイエンドな機能美の追求 |
| 刃の構造 | ステンレス三層鋼(芯材:特殊ステンレス鋼) | コンポジット技術(2種の鋼材を接合) |
| 切れ味 | 鋭い切れ味 | さらに鋭く、持続性も高い |
| 柄の素材 | 積層強化木(フィット感◎) | ステンレス(逆三角形シェイプ) |
| お手入れ | 手洗い推奨 | 食洗機対応(オールステンレス) |
10000CLは、手に馴染む「積層強化木」のハンドルと、エレガントなデザインが特徴です。
刃はステンレス三層鋼を採用し、切れ味と研ぎやすさのバランスに優れています。
木のハンドルの温かみが好きな方におすすめです。
一方、15000STは、関孫六のハイエンドシリーズです。
最大の特徴は、刃の背側と刃先側で異なるステンレスを接合する「コンポジット技術」にあります。
これにより、刃先には高級ステンレスの鋭い切れ味を、背側には耐久性を持たせることに成功しています。
ハンドルもステンレス製で機能美を追求しており、プロの要求にも応える性能を持っています。
デザインの好みや、切れ味の持続性、食洗機対応の有無など、ご自身が何を優先するかで選ぶと良いでしょう。
ダマスカスとプレミアムモデルの違い
関孫六のプレミアムモデルと言えば、多くの方が「ダマスカスシリーズ」を思い浮かべるでしょう。

引用:楽天市場
その最大の特徴は、なんといっても刃に浮かび上がる美しい波紋模様です。
この模様は、異なるステンレス素材を32層にも折り重ねて鍛造することで生まれます。
見た目の美しさだけでなく、この多層構造が刃の強度としなやかさを高めています。
では、他のプレミアムモデル(例:15000ST)とは何が違うのでしょうか。
ダマスカスは、芯材に「V金10号」などの非常に硬いコバルト鋼を使用していることが多く、ステンレス鋼としては最高峰の切れ味と持続性を誇ります。
その上で、積層模様という「芸術性」をプラスしたモデルです。
柄は積層強化木が使われ、伝統的な包丁の美しさを体現しています。
一方、前述の15000STは、「コンポジット技術」や「オールステンレスハンドル」といった、より現代的な技術と機能美を追求したプレミアムモデルです。
どちらも切れ味はトップクラス
どちらも関孫六の技術の粋を集めたモデルであり、切れ味は家庭用としては最高レベルです。
選ぶ際は、「伝統的で美しいデザイン」を求めるならダマスカス、「先進技術と機能的なデザイン」を求めるなら15000ST、という視点で選ぶのがおすすめです。
関孫六の最高峰シリーズマスターライン

「マスターライン」は、関孫六ブランドの最高峰シリーズとして位置づけられています。
このシリーズは、まさに刀鍛冶の業と心を現代に受け継いだ逸品です。
他のシリーズと一線を画す特徴として、以下の点が挙げられます。
1. 「切付(きりつけ)」形状の採用
三徳や牛刀とは異なり、刃先が鋭く尖った「切付形状」を採用しています。
これは和包丁をルーツに持ち、先端を使った繊細な作業や、刺身やローストビーフなどを美しく切るのに適しています。
2. 計算された機能美
「鳥居反り(とりいぞり)」と呼ばれる、日本刀に着想を得た刃の形状をしています。
これにより、食材を切る際に効率よく力が加わり、軽い力で切り進めることができます。
3. こだわりの「八角柄」
ハンドルは、プロの料理人にも好まれる「八角柄」の積層強化木を採用。
職人の手作業で削り出されており、握った際に吸い付くようなフィット感を実現しています。
口金との繋ぎ目も滑らかで、まさに最高峰の名にふさわしい仕上がりです。
価格も2万円を超える高級モデルとなりますが、料理を極めたい方や、一生ものの道具を手に入れたい方にとって、関孫六マスターラインは最高の選択肢となるでしょう。
最適な包丁 関孫六を見つけよう
この記事では、包丁 関孫六の選び方から各シリーズの違いまでを詳しく紹介してきました。
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 関孫六は鎌倉時代の刀匠の技を受け継ぐ包丁ブランド
- 「折れず曲がらず、よく切れる」が信念
- 包丁選びの基本は「刃の素材」と「柄の素材」
- 手軽さなら「ステンレス」、切れ味なら「鋼」
- 柄は「木製(フィット感)」「ステンレス(衛生的)」「樹脂(軽量)」がある
- 最初の1本なら万能な「三徳包丁」がおすすめ
- 料理好きなら刃の長い「牛刀」も選択肢に
- サブには「ペティナイフ」が便利
- 良い評判は「切れ味の良さ」「お手入れの手軽さ」
- 初心者には5,000円以下の「わかたけ」「萌黄」がおすすめ
- コスパ重視ならミドルレンジの「べにふじ」「匠創」
- べにふじは「切れ味」のコスパが高い
- 匠創は「衛生面・手軽さ」のコスパが高い
- ダマスカスは「美しい波紋」と「最高峰の切れ味」が特徴
- マスターラインは「切付形状」と「八角柄」を採用した関孫六の最高峰

