PR

正広の包丁ガイド: シリーズ比較と選び方

キッチンのカウンターに置かれた様々な種類の正広包丁と新鮮な野菜 包丁

こんにちは。まないたの・・・ 運営者の「mana」です。

正広の包丁って、種類がすごく多くて迷いませんか?

プロ用のMV口金や日本鋼、家庭用のMSC、和包丁の別撰など、シリーズの違いが分かりにくいし、自分に合う一本を見つけるのって大変ですよね。

この記事では、そんな正広の包丁のラインナップを、manaなりにスッキリ整理してみました。

鋼材の違いや研ぎ方、実際の口コミや評判、気になる左利き用の情報まで、選ぶためのポイントを解説していきますね。

  • 正広の主要シリーズ(MSC, MV, 別撰)の特徴
  • 家庭用と業務用の違いと選び方
  • シャープナーや砥石を使った研ぎ方の基本
  • 口コミや評判から見るリアルな使用感
スポンサーリンク

正広の包丁:シリーズ比較と選び方

伝統的な日本の工房で包丁を鍛造する職人の男性

まずは、正広の包丁にはどんなシリーズがあるのか、全体像を見ていきましょう。
家庭用から業務用まで、代表的なモデルを比較しながら、それぞれの特徴を紹介しますね。

刃物の都・関市の老舗メーカー正広

正広(マサヒロ)の包丁を作っているのは、岐阜県関市にある「株式会社マサヒロ」さん。
関市といえば、鎌倉時代から続く日本有数の「刃物の都」で、世界的にも有名ですよね。

1932年創業という老舗メーカーで、業務用から家庭用まで、ずーっと包丁一筋で作ってきた歴史があるんです。

だからこそ、プロの料理人からもご家庭でも、長く愛されているんだなと思います。

家庭用ステンレス名作MSCの魅力

きゅうりを薄切りにする日本人女性

ご家庭で使う包丁を探しているなら、まずチェックしたいのがこの「MSC」シリーズかなと思います。

なんでも、発売から40年以上も愛されている、超ロングセラーモデルなんだとか。

すごいのは、使われている鋼材が「MBS-26」っていう正広オリジナルな点。
ステンレスの「錆びにくさ」と、ハガネみたいな「鋭い切れ味」、その両方を高いレベルで目指した鋼材みたいです。

カーボン量が0.9%もあって切れ味が長持ちするのに、クロムも13%含んでて錆びにくい…。
まさに「いいとこ取り」ですよね。
料理初心者さんから、ちょっとこだわりたい方まで、幅広くおすすめできるシリーズだと思います。

業務用の定番MV口金シリーズとは

レストランとか厨房で使われる、プロ用のステンレス包丁が「MV口金」シリーズです。
manaもこれ、名前だけはよく聞いていました。

特徴は、名前の通り「口金(こがね)」が付いていること。
刃とハンドルの隙間をピタッと塞いでくれるので、水や汚れが中に入りにくくて衛生的なんです。
厨房では大事なポイントですよね。

鋼材は「モリブデン・バナジウム鋼」を使っていて、錆びにくさと切れ味の持続性を両立しています。
持った感じも、家庭用よりズッシリと「プロの感覚」な重量感があるみたいで、食材を効率よく切るのに向いてるんですね。(参照:刃物市場(楽天市場)

ハンドルまでステンレスで一体型になった「MV-S」シリーズというのもあって、こっちは「本職の方に満足していただけるハイカーボンステンレス鋼」が使われているそうです。

伝統のハガネ、別撰と日本鋼シリーズ

やっぱり「切れ味」をとことん追求したいプロ向けには、ハガネ(炭素鋼)のシリーズもしっかり用意されています。

本職用 日本鋼 シリーズ

こちらは牛刀なんかの洋包丁がメインで、正広オリジナルの最高級ハガネを使ってるそうです。
昔ながらの製法で、職人さんが一丁一丁焼き入れした鍛造品。
卓越した切れ味と持続性が魅力ですが、もちろんハガネなのでお手入れは必須です。

本職用 日本鋼 シリーズ(楽天市場)

別撰(べっせん)シリーズ

こっちは柳刃や出刃など、日本の伝統的な和包丁が中心のラインですね。
霞研(かすみけん)仕上げで、本格的な切れ味が格別とされています。
「使うほどに手に馴染む」っていうのが、道具好きにはたまらない響きですよね。

別撰(べっせん)シリーズ(楽天市場)

ハガネ包丁の注意点

ハガネは「悪い赤錆」と「良い黒錆」があるのをご存知ですか?
赤錆は放置すると刃をダメにしちゃうんですが、表面に均一な黒錆の膜ができると、それが赤錆を防ぐコーティング代わりになるんです。

この「黒錆を育てる」のが、ハガネ包丁を使いこなすコツみたいですね。

もちろん、使った後はしっかり水分を拭き取らないと、すぐに錆びてしまうので注意が必要です。

正広の三徳包丁のおすすめモデル

日本の家庭で一番ポピュラーな「三徳包丁」。
正広のラインナップでも、もちろん各シリーズで用意されています。

もしmanaが今から家庭用の一本目を選ぶとしたら、やっぱり「MSC MS-300」か「MS-400」かなと思います。

さっきも触れたオリジナル鋼材「MBS-26」を使っていて、切れ味と手入れの楽さのバランスが抜群なんです。

ハンドルが抗菌剤入りの積層強化木っていうのも、毎日使うものとしては嬉しいポイントですよね。

ちなみにMS-300が赤色、MS-400が黒色のハンドルみたいです。

牛刀やペティナイフの特徴

三徳包丁と並んで万能なのが「牛刀」です。
三徳よりも刃が長くて細身なので、お肉のブロックを切り分けたり、筋引のように使ったりするのに便利ですね。
プロはこっちをメインに使う人も多いみたいです。

「ペティナイフ」は、果物ナイフとして使ったり、野菜の皮むきや細かい飾り切りをしたりするのに便利な小型ナイフ。

大きな包丁ではやりにくい作業のサブとして、一本あるとすごく重宝します。

正広では、もちろんこれらの牛刀やペティナイフも、MSCシリーズやMV口金シリーズなど、各ラインナップでしっかり揃っていますよ。

スポンサーリンク

正広の包丁:研ぎ方と評価ガイド

集中して包丁を砥石で研ぐ男性の手元

包丁を買ったら、次に気になるのがメンテナンス。
ここでは、正広の包丁の研ぎ方や、左利き用の情報、そして実際に使っている人のリアルな口コミや評判をチェックしてみますね。

公式シャープナーでの簡単な研ぎ方

「砥石で研ぐのはハードルが高い…」って思いますよね。manaも正直、ちょっと自信ないです。

そういう方のために、正広さんは公式で「セラミック ハンドシャープナー」という簡易研ぎ器を販売しています。

切れ味が落ちてきたなと感じた時に、これでサッと刃先を研磨(刃付け)できる手軽なアイテムです。

似たものに「ヤスリ棒(シャープニングスチール)」もありますが、あれは主に刃先についた微細な曲がりを「整える(ホーニング)」ための道具。

シャープナーのように「研削」するのとは、ちょっと目的が違うので選ぶときは注意してくださいね。

正広 マサヒロ セラミックハンドシャープナー(楽天市場)

砥石を使った本格的なメンテナンス

やっぱり切れ味を本格的に復活させるなら、砥石(といし)でのメンテナンスが一番です。

家庭でまず揃えるなら、「#1000(中砥)」があれば基本はOKかなと思います。
もし刃こぼれがひどいなら「#600(荒砥)」も必要になりますが、まずは中砥石ひとつで十分対応できるはず。

プロの方や、もっと鋭い切れ味を長持ちさせたい上級者の方は、中砥石のあとに「#5000(仕上げ砥)」を使うと良いみたいです。

刃先がより滑らかになって、切れ味が格段にアップするそうですよ。

砥石のメンテナンスも忘れずに!

砥石って、使っているうちに真ん中がへこんでくるんです。
平らじゃない砥石で研ぐと、包丁の刃も歪んじゃうので、「面直し砥石」っていう専用のヤスリで、砥石自体も定期的に平らにしてあげることが大事なんですって。

左利き用包丁の豊富なラインナップ

これ、左利きの方にとってはすごく大事なポイントですよね。
正広の包丁は、左利き用モデルがすごく充実しているんです!

特に「別作(べっさく)」というシリーズに、左利き用の専門的な包丁(筋引、骨透、皮はぎなど)がたくさん揃っています。

木柄だけじゃなく、衛生的な樹脂ハンドルのモデルもあるみたいです。

「ハガネは手入れが…」という左利きの方にも、「ステン柳刃」や「ステン出刃」、それに業務用の「MV口金 筋引 左」や「MV口金 骨透(角) 左用」など、ステンレス製の左利き用モデルもちゃんと用意されています。
これは心強いですよね。

正広 左利き用(楽天市場)

ステンレス出刃や柳刃の口コミ

「魚を捌きたいけど、和包丁は手入れが難しそう…」って思ってる方、多いと思います。

そういう方に人気なのが、「正広作 ステンレス和包丁」シリーズです。

口コミを見てみると、「メッチャ、切れ味が良いのにビックリ」「嘘のようにサクッと切れる」といった、切れ味への絶賛の声がすごく多いんです。

それでいて、「ステンレス製とあって手入れも楽」という評価も鉄板。まさに「和包丁の切れ味」と「ステンレスの手軽さ」を両立したモデルとして、すごく満足度が高いみたいですね。

ハガネ包丁(別撰)の評判

一方で、プロや上級者向けのハガネ包丁「別撰」シリーズの評判はどうでしょうか。

こちらの口コミは、やっぱり視点が専門的。
「さすがに手になじむ感じで使いよい」
「包丁も十分に厚く」
みたいに、道具としての基本的な作りの良さを評価する声が目立ちます。

面白いのが、「研ぐ」ことが前提になっている点。
「切れが欲しいので少し砥ぎあげましたところ、より使いやすくなりました」
みたいなコメントがあって、「自分で研いで完成させる道具」として見られているのが分かります。

ステンレス包丁とは、まったく評価の軸が違いますね。

あなたに合う正広の包丁まとめ

ここまで、正広の包丁について色々と見てきましたが、いかがでしたか?

シリーズが豊富で迷ってしまいますが、manaなりに「こんな人にはコレがおすすめ!」というのをまとめてみますね。

mana的 おすすめの選び方

  • 家庭料理がメインの方: 「MSCシリーズ」。切れ味と手入れの楽さのバランスが最強です。
  • 魚捌きに挑戦したい方: 「ステンレス和包丁(出刃・柳刃)」。手入れの心配なく魚捌きに集中できます。
  • プロ(衛生・実用性重視): 「MV口金シリーズ」。衛生的でハードユースに耐える耐久性があります。
  • プロ(切れ味・伝統重視): 「本職用 日本鋼」や「別撰」。日々の研ぎや手入れができる玄人向けの逸品です。

あくまでこれは一つの目安なので、ぜひご自身の使い方や予算、デザインの好みも合わせて、最高の一本を見つけてくださいね。

包丁は、安全に関わる大切な道具です。
切れ味や研ぎ方に関する情報は、購入店の説明や公式サイトなども改めてご確認の上、安全に注意してご使用ください。

もし本格的な研ぎや修理で迷ったら、専門の研ぎ師さんにご相談するのも良いと思いますよ。

タイトルとURLをコピーしました