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エピキュリアンまな板のデメリット!音や臭い・傷を徹底検証

エピキュリアンまな板のデメリット!音や臭い・傷を徹底検証 まな板について考える
引用:楽天市場

こんにちは。まないたの・・・ 運営者の「mana」です。
お洒落なキッチン雑貨屋さんやSNSでよく見かけるエピキュリアンのまな板ですが、購入を検討する際に検索窓で「エピキュリアンまな板 デメリット」という言葉を目にして不安になった方も多いのではないでしょうか。

毎日の料理に使うものですから、実際に使ったときの音や滑りやすさといった使用感はもちろん、素材特有の臭いや包丁につく傷の評判などは購入前にしっかり確認しておきたいポイントですよね。

この記事では、私が実際に調べたり感じたりしたことも交えながら、後悔しないための判断材料を詳しくお伝えしていきたいと思います。

  • エピキュリアン特有のカンカンという高い操作音の理由
  • 調理中にまな板が滑る原因とその具体的な対策方法
  • 購入直後に気になる臭いの正体とメンテナンスの注意点
  • 包丁の刃こぼれリスクとこのまな板が向いている人の特徴
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エピキュリアンまな板のデメリットと音や臭いの真実

エピキュリアンまな板のデメリットと音や臭いの真実

引用:楽天市場

まずは、エピキュリアンを検討している多くの人が一番気になっている「使い心地」の部分から見ていきましょう。

デザインは最高にかっこいいのですが、素材が特殊なため、一般的な木のまな板やプラスチック製のものとは少し違った特徴があるんです。

ここでは音や滑り、そして臭いについて深掘りします。

カンカンと響く音がうるさい問題

エピキュリアンのまな板を使って最初に驚くのが、食材を切ったときの「音」です。

一般的な木のまな板が「トントン」という柔らかい低音を響かせるのに対し、エピキュリアンは「カンカン」「コツコツ」というかなり高くて硬質な音がします。

これは、このまな板が天然木の繊維を合成樹脂と一緒に高温で圧縮して作られているため、密度が非常に高く硬いからです。

正直なところ、深夜や早朝に静かなキッチンで使うと、少し響きすぎて気になってしまうかもしれません。

家族が寝ている時間に料理をする機会が多い方にとっては、この音がストレスになる可能性があります。

「料理をしている感じがして好き」というポジティブな意見もありますが、静音性を重視する方には、少し耳障りに感じてしまうかもしれないという点は覚悟しておいたほうが良さそうです。

滑りやすさと滑り止めの必要性

滑りやすさと滑り止めの必要性

引用:楽天市場

次に挙げられるデメリットが「滑りやすさ」です。

エピキュリアンはその薄さと軽さが魅力の一つですが、その反面、重厚な木のまな板のように自重でどっしりと安定してくれるわけではありません。

特に、硬いカボチャや根菜類を切ろうと力を入れた瞬間に、まな板ごとツルッと滑ってしまうことがあります。

そのまま使うと安定感が足りないため、濡らした布巾やキッチンペーパーを下に敷くなどの対策がほぼ必須となります。

最近では四隅にシリコンの滑り止めがついた「グリップ付き」のモデルも販売されていますが、スタンダードなタイプを選ぶ場合は、別途滑り止めマットを用意するか、濡れ布巾を敷く手間が必要になることを覚えておいてください。

安全に調理するためには、この「ひと手間」が欠かせません。

使い始めに感じる独特な臭い

使い始めに感じる独特な臭い

引用:楽天市場

口コミでもよく話題になるのが、購入してパッケージを開けた瞬間の「臭い」です。

これは素材に使われているセルロース繊維や樹脂の臭いなのですが、「酸っぱい臭い」「新しい家具のような臭い」と表現されることが多い独特な香りがします。

私自身も最初は少し驚きましたが、これは不良品ではなく素材の特性によるものです。
幸いなことに、この臭いはずっと続くわけではありません。
何度も洗って使っているうちに、数週間から1ヶ月程度で徐々に薄れて気にならなくなっていきます。

ただ、嗅覚が敏感な方や、無臭の道具を好む方にとっては、使い始めの数週間が少し辛い期間になってしまうかもしれませんね。

カビには強いが漂白剤はNG

エピキュリアンは非多孔質の素材なので、水分が浸透しにくく、カビが生えにくいという素晴らしいメリットがあります。

しかし、もし汚れや着色が気になったとしても、塩素系漂白剤(ハイターなど)の使用は推奨されていません。

これは、漂白剤の成分が天然木の繊維を傷めてしまい、結果としてまな板の寿命を縮めたり、白っぽく変色させてしまったりする原因になるからです。

普段のお手入れは食器用洗剤で十分ですが、プラスチック製のまな板のように「汚れたら漂白剤に浸け置きすればOK」というわけにはいかないのが、少し不便に感じるポイントかもしれません。

重曹などを使ったマイルドなお手入れが基本になります。

購入者が語る悪い口コミの実態

実際に購入した人たちのネガティブな口コミを見てみると、やはり「思ったよりも硬かった」「傷が目立つ」という声が目立ちます。

特に、これまで柔らかいイチョウやヒノキのまな板を使っていた人がエピキュリアンに乗り換えると、その硬さに違和感を覚えることが多いようです。

  • 「包丁がまな板に当たった時の衝撃が手首にくる」
  • 「黒い色を買ったら、切り傷が白く残ってすぐに古びて見えた」
  • 「軽いのは良いけど、調理台の上で動いてしまうのが怖い」

これらの口コミは、製品の品質が悪いというよりは、「木のまな板」というイメージで購入したものの、実際には「高密度の工業用素材」に近い使用感だったというギャップから生まれている印象を受けます。

おしゃれな見た目だけで選ぶと、実用面でのこのギャップに戸惑うことになるかもしれません。

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エピキュリアンまな板のデメリットと包丁への影響

エピキュリアンまな板のデメリットと包丁への影響

引用:楽天市場

ここからは、料理好きの方が最も気にするであろう「包丁との相性」についてお話しします。

大切な包丁を長く使うためにも、エピキュリアンの硬さが刃にどのような影響を与えるのか、しっかり理解しておきましょう。

包丁の刃こぼれと硬度の関係

エピキュリアンまな板の最大の懸念点は、その「硬さ」ゆえに包丁の刃を傷めやすいことです。

一般的な木のまな板は、包丁の刃が当たったときに木が適度にへこんで衝撃を吸収してくれますが、エピキュリアンは反発力が強いため、刃先にダイレクトに衝撃が戻ってきます。

特に、硬度の高い高級な和包丁や、繊細に研ぎ澄まされた鋼(はがね)の包丁を使っている場合は要注意です。

強く叩きつけるような切り方をすると、刃こぼれを起こしたり、切れ味が落ちるスピード(刃持ち)が早くなったりするリスクがあります。

普段から包丁研ぎを頻繁に行わない方や、ステンレス製の一般的な包丁を使っている方ならそこまで気にならないかもしれませんが、道具にこだわる方にとっては無視できないデメリットと言えるでしょう。

黒いまな板の白い傷と汚れ

黒いまな板の白い傷と汚れ

引用:楽天市場

エピキュリアンの中でも特に人気なのが、スタイリッシュな「ブラック(スレート)」カラーです。

食材の色が映えて本当にかっこいいのですが、使っていくうちに「白い傷」が目立ってくるというデメリットがあります。

エピキュリアンの内部の繊維は白っぽい色をしているため、表面が包丁で削れると、その中の色が線となって浮き出てしまうのです。

黒板にチョークで線を引いたような見た目になり、使い込むほどに表面が白っぽく毛羽立ってきます。

これを「味わい」と捉えることもできますが、いつまでも新品のような黒くマットな質感を維持したいと考えている方にとっては、予想外の見た目の変化にガッカリしてしまうかもしれません。

手入れに必要なやすりがけ頻度

目立ってしまった傷や毛羽立ちを解消する方法として、メーカーは「サンドペーパー(紙やすり)での研磨」を推奨しています。

まな板をやすりで削るなんて少し驚きですが、表面を薄く削り取ることで、再び滑らかな手触りと色味を取り戻すことができるんです。

メンテナンスの手順
完全に乾いた状態で、粗めのやすりから始めて、徐々に細かいやすりで整えていきます。
最後に専用のオイルやワックスを塗ることで、美しい黒色が復活します。

ただ、このメンテナンス作業は正直なところ面倒です。

「メンテナンスフリーで楽そうだから」という理由で選んだのに、美観を保つためには定期的なやすりがけとオイル塗布が必要になるというのは、ちょっとした誤算になるかもしれませんね。

食洗機対応でも注意すべき点

食洗機対応でも注意すべき点

引用:楽天市場

エピキュリアンの最大のメリットは「食洗機対応」であることですが、ここにも注意点があります。
耐熱温度は176℃と非常に高いので、食洗機の熱で溶けることはありません。

しかし、食洗機内の乾燥工程で強い熱風が当たり続ける場所や、無理な体勢で詰め込んでしまうと、反り(歪み)が発生する原因になります。

一度反ってしまったまな板は、平らな場所でガタついてしまい、非常に使いにくくなります。薄くて硬い素材だからこそ、洗浄後の保管や食洗機への入れ方には少し気を遣う必要があります。

また、食洗機の乾燥が終わったら早めに取り出して、風通しの良い場所で完全に乾かすことも、反りを防ぐための重要なポイントです。

エピキュリアンまな板のデメリットを許容できる人

ここまで厳しいことも書いてきましたが、それでもエピキュリアンには「薄い」「軽い」「すぐ乾く」「カビない」という強力なメリットがあります。

結局のところ、このまな板が向いているのは、デメリットを理解した上で「手軽さと衛生面」を最優先したい人です。

こんな人におすすめです

  • 包丁の切れ味よりも、食洗機で丸洗いできる手軽さが大事
  • 重い木のまな板を洗ったり乾かしたりするのが苦痛
  • キッチンのスペースが限られていて、薄くて軽いものが欲しい
  • 多少の傷や音よりも、カビの心配がない素材を選びたい

逆に、「トントン」という心地よい音を楽しみたい方や、高級な包丁を大切に使いたい方には、従来のイチョウやヒノキのまな板、あるいは合成ゴム製のまな板(アサヒクッキンカットなど)の方が満足度が高いかもしれません。

ご自身のライフスタイルと優先順位に合わせて、最適な一枚を選んでみてくださいね。

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